口にしづらかった「二人目不妊」のこと。

「二人目はまだ?」って言わないで。ワーママが 不妊治療で経験したリアルなドラマをお届けしています。

「二人目不妊」ってご存知ですか?

特別お題「わたしがブログを書く理由

今週のお題わたしがブログを書く理由

二人目不妊漫画「40歳。妊活中にとある病気が見つかりまして」

こんばんは!現在は夜中の1時半過ぎです。

ご覧になっているみなさまの時計は何時になっているでしょうか?

仕事帰りの電車の中、もしくは寝る前のベッドの中かもしれません。

 

私は夜中、ベッドの中でよく検索してはブログに綴ってある『同じ境遇の方の体験談』を読み漁っていました。

「二人目不妊」という悩みの中で、ツラい気持ちを軽くするために、暗い海を航海するように(した事ないですが)、灯りがないか、支えになるような道標はないか、とにかく読み漁っていました。

 

そのため、私も同じように、誰かが夜中に彷徨っている時に、『こんな感じなんだ』とふと立ち寄っていただけるカフェのようなブログを書きたいと思いました。

 

場所は迷いましたが、一人目ができて、奮闘していた時の思い出の残るこのブログの続きとして、再開しようと決めました。

なんと5年ぶりです。

 

まずは再開するきっかけとなったこのブログのテーマ「二人目不妊」について書こうと思います。

 

 

二人目不妊とは?

二人目不妊についての医学的な説明は、下記の通りです。

「二人目不妊」は、医学的には「続発性不妊」と呼ばれ、過去に1回以上妊娠経験のある方が、その後妊娠しない状態であることを指します。なお続発性不妊の定義では、流産も過去の妊娠に含まれます。

引用元:

二人目をなかなか妊娠しない。二人目不妊の原因と治療について | 東京渋谷区の婦人科・不妊治療 torch clinic(トーチクリニック)

 

上記サイトを参考に、その原因については、

 

  • 年齢による身体の変化(一人目の時よりも年齢を重ねている)
  • 一人目の出産時の帝王切開などによる影響
  • セックスレス

 

などが挙げられ、それが複合的に重なるのが原因と言えます。

 

我が家の場合には、

『一人目育児の疲労・生活環境の変化によるセックスレス及び、

私側の病気による身体の変化』

が原因でした。

 

この絡み合った原因について、一つひとつを解決していく必要がありました。

 

二人目不妊は口にしづらく表面化しにくい。

二人目不妊について解決していく中、その悩みは口にしづらく、人に言いづらかったです。きっと多くの方が口にしづらいのではないかと考えます。

 

それはなぜでしょうか?

考えられる原因が2つあります。

原因1:「セックスレス」は人に相談しにくい。

欧米では、セックスレスは離婚の事由になりうると聞いたことがあります。

日本ではどうでしょうか?

そもそも性についての話をオープンにできなかったり、性の話題は茶化したり笑い飛ばしたり、真剣に語るのが照れ臭く恥ずかしい雰囲気があります。

特にセックスレスとなると「異性として見られていないのではないか?」と自分に魅力がないと認めなければいけないような気持ちになり、人に相談する時にそう思われたくなくて、話しにくいことや、「夫婦の秘密を、相手の承諾を得ずに話していいのか?」

と、相手のプライバシーを守った方が良いのではないかという点で、他の人に話すことを躊躇してしまいます。

 

セックスレスはデリケートな問題で、夫婦間で話すべきなのですが、話すことで自分に魅力がないことを突きつけられたらどうしようと考えたり、すごく性欲があると思われたらどうしようと考えたり、余計に「したい」と言いづらくなったらどうしようと考えたり、多くの『どうしよう』を抱えながら、人に言えないと悩んでいる方が多いと考えられます。

 

原因2:「でも、一人いるならいいじゃない?」という視線

「二人目はまだ?」

「ひとりっ子だと可哀想よ」

と、何回言われたでしょうか。

親族だけでなく、街で出会う人に言われたこともあります。

正直、何が可哀想なのか。私にはさっぱり分かりません。

 

ひとりっ子でもメリットはたくさんあります。

金銭面もそうですし、周囲の注目や愛情を一身に浴びることもできるし、相続で揉めないし、ひとりっ子最高じゃないかと何度も思いました。

 

さて、そんな「二人目プレッシャー」を抱えながら不妊治療をしているなかで、もう一つの視線があります。

 

「不妊とはいえ、ひとりいるんだからいいじゃない」

 

という点です。

確かにそうなのです。

 

ただ単に、結婚前からずーっと、子供は二人というのが夢で、

その夢を叶えたいだけなので、不妊には悩んでいるのですが、

その一方で、「一度できているから、不妊なのか?」

と、自分でも疑問に思っているのです。

 

「悩んでいないフリ」が上手くなる。

二人目不妊は上記の理由で口にしづらさがあります。

誰に相談するにしても、「二人目はまだなの?」「ひとりっ子は可哀想」と言われるのが怖いし、私が一番欲しいって思ってるんだよ、という気持ちが大きくなるばかりでした。

 

このように、この悩みは「板挟み系悩み」に分類されると考えます。

そのため、黙って悩んでいました。

悩んでいないフリが上手くなっていき、

次第に親族や周囲からも言われなくなっていきました。

 

計画や、話あうことなく、自然と授かれる夫婦が本当に羨ましかったです。

 

知って欲しい。二人目不妊のこと。

今回は、ブログ復帰第一弾として、二人目不妊とは何か、またその口にしづらい理由についてまとめました。

「二人目不妊」についてもっと声に出しやすく、

夫婦間でも話しやすくなるように、もっと知ってもらいたい。

その先で、「二人目はまだ?」という言葉と「ひとりっ子は可哀想」という言葉や考え、また、「不妊?ひとりいるんだしいいじゃない。諦めれば。」という言葉や考えが、この世から無くなればいい(笑)そう思います。それが、私がブログを書く理由です。

 

漫画投稿始めました。

二人目不妊に悩む中で経験したドラマをお届けいたします。

▼毎日更新予定です。

futarime-funin.jp